FAQ
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Energy Gel
- KODAエナジージェルとは何ですか?
KODAエナジージェルは、脳や筋肉を活性化させるため素早くエネルギー(糖質)を供給する科学的に成分配合された糖質ジェルです。 熱効果を低く抑え、心拍数が高い状態でも胃に優しくなるよう調合されています。心拍数が高い状態において、五感が敏感になること(例えば、運動中と運動をしていない時では、運動中のほうが味覚が敏感になり、甘いものがより甘く感じられたりします)を考慮し、原材料については、シンプルな成分配合によりスムーズで食べやすい粘度を保つことで知覚的刺激を低く抑えることができるよう厳選されています。KODAエナジージェルは、さまざまなタイプのスポーツ時のエネルギーを維持し、疲労を抑えるのに役立ちます。
参照
Vol.1 運動中に補給することが必要な栄養素とは何でしょうか? Part1
Vol.2 運動中に補給することが必要な栄養素とは何でしょうか? Part2
Vol.9 ジェルによる糖質摂取は効果的!? - 他のブランドのジェルと比べた時、KODAエナジージェルの利点は何ですか?
KODAエナジージェルは、非常にシンプルな製法でつくられているため、濃度が高過ぎたりベタベタしたりせずにスムーズな食感が保たれ、口にしやすく、イヤな後味も残りません。運動中は知覚が敏感になるため、すべての商品について「おいしさ」にこだわりました。成分の配合にここまで追求していることがKODAの商品の特徴です。
- KODAエナジージェルはどれくらい使用したらよいでしょうか?
どのアスリートにもそれぞれに必要なエネルギー量があり、一概にどれだけ摂ればよいと言うことができません。あなたがどれくらい速くあるいは長く動き、あなたの胃がどれくらいその摂取量に耐えられるかによって変わってきます。 一例として、高強度で競技するアスリートでは、約350キロカロリー/時間のエネルギー摂取量でも許容できるほどです。 これは1時間当たりKODAエナジージェル3 本分に相当します。 つまり、まずは1時間当たりのエネルギー必要量を見いだし、次に胃腸系のトラブルなく快適に許容できる1時間当たりの摂取量の最大値を知ることが大切なのです。まずは、トレーニングまたはレースの10分前にKODAエナジージェルを1本摂り、その後は1時間に2本(30分に1本)程度を目安(約240キロカロリー/時間)に摂るところから始め、パフォーマンスや胃腸の状態に応じて増減させるとよいでしょう。
参照
Vol.10 運動中の適切な糖質摂取量は!?
Vol.13 「栄養補給トレーニング」~胃腸はトレーニングできるのでしょうか!? - なぜKODAエナジージェルを使うのですか?
KODAエナジージェルから摂取した糖質(マルトデキストリン)は分解されてブドウ糖となり、運動時の筋肉や脳のエネルギー源として使われます。体内(筋や肝臓)にも糖質がグリコーゲンとして貯蔵されており、その総量は1,600~2,000キロカロリー程度ですが、活動している筋に貯蔵されている筋グリコーゲンのみ利用できます。したがって、長時間運動を続ける場合には、運動中に糖質摂取を行い、貯蔵されているグリコーゲンを節約する必要があります。グリコーゲンの枯渇はパフォーマンスに大きく影響するからです。
参照
Vol.6 この秋「グリコーゲンタンク」を満タンにしてレースに臨みましょう
Vol.12 糖質補給:エンデュランススポーツ成功のカギ ウルトラマラソン
Vol.16 糖質トレーニング1:筋グリコーゲンの重要性 - KODAエナジージェルはグルテンフリーですか?
KODAエナジージェルは小麦ではなくトウモロコシを使用しているためグルテンフリーです。また、過剰摂取が健康問題とされている果糖(フルクトース)も使用していません。主な成分は、トウモロコシのでんぷんに由来する比較的溶解性の高いマルトデキストリンです(果糖が多く含まれるコーンシロップは使用していません)。KODAは、現在のようにグルテンフリーが問題視されるずっと以前の1995年から私たちはグルテンフリーの成分配合に取り組んできました。使用している高品質のマルトデキストリンは、加工された精製糖を一切含んでいません。これが、KODAエナジージェルが胃にやさしい理由のひとつです。
- KODAエナジージェルは、果糖(フルクトース)または高果糖コーンシロップ(異性化糖)を使用していますか?
KODAエナジージェルには、フルクトースを一切使用していません!他のブランドのジェルで使われているフルクトースは、過度に加工された結晶糖が使用されており、これはフルーツなどに含まれているフルクトースとはまったく異なる糖質なのです。結晶糖は、敏感な人にとっては胃の不調の原因となります。
- KODAエナジージェルを摂取しても血糖値の急上昇は起こりませんか?
糖質は単糖類と多糖類に分けられ消化吸収される時間が違います。単糖類(砂糖、スポーツドリンク、チョコレート、果物、コーラ等)は、消化吸収が最も早いため血糖値を一気に上昇させます。一方、多糖類(ご飯、うどん等)は消化吸収が比較的遅いため急激な血糖値上昇を引き起こしません。KODAエナジージェルには多糖類であるマルトデキストリンが使用されており、分解されて生じたブドウ糖は素早く腸から吸収され血流を介して活動筋で利用されます。
- KODAエナジージェルで脂肪が燃えますか?
脂肪(脂肪酸)の消費には糖質が必要不可欠です。糖質が不足した状態では脂肪酸は効率よく利用されないのです。運動前や運動中にKODAエナジージェルを摂取することで、脂肪からのエネルギー生産をサポートすることができます。
- 脳の働きにはブドウ糖がよいと言われていますが?
脳の主な栄養素はブドウ糖です。このブドウ糖が不足すると脳が働かず、集中力が欠け競技中の判断が鈍ります。マルトデキストリンが分解されて得られるブドウ糖がこの集中力を持続させます。
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Caffeine
- カフェイン入りにはどんな効果がありますか?
カフェインには交感神経を活発にさせ、脂肪代謝を促進する効果があります。体内の脂肪から誘導されるエネルギー量を増加させるので、脳や活動中の筋肉の燃料となるグルコースやグリコーゲンを節約し、その結果疲労を感じるタイミングを遅らせてくれます。交感神経に作用して筋収縮力を強めパフォーマンスを高める効果についても知られています。また、カフェインには、特にハードなトレーニングの後などの筋肉痛を軽減する働きがあることが明らかになっています。
参照 :
Vol.11 辛いときこそカフェインの助け
Vol.19 エンデュランスパフォーマンスに有効なカフェイン摂取は適量であるべき - KODAエナジージェルにはどのくらいのカフェインが入っていますか?
コーラバニラ、グリーンプラム、カプチーノの3つのフレーバーには、それぞれカフェインが80mg(濃いめのコーヒー1杯分)のカフェインが入っています。通常、体重1kg当たり3mgから6 mgが有効とされていますが、摂れば摂るほど効くものでもなく、1日当たり300-400mg以上の摂取は胃腸の調子を崩したり頭痛などの原因にもなったりしますので注意が必要です。カフェインの効果は4時間から6時間程度持続しますので、これらを考慮して摂取すればよいでしょう。
- カフェインは脂肪を燃焼させると聞きましたが?
カフェインの摂取によって交感神経系の興奮を促し、アドレナリンなどのホルモンの分泌が高めることで脂肪分解作用を促進します。これによって運動時間が延長する効果はよく知られるところです。KODAエナジージェルに含まれるマルトデキストリンはブドウ糖に分解され脂肪酸の消費の際に利用され、カフェインは脂肪代謝を促進します。これはまさにダイエットには最高のコンビネーションです。
- カフェインを摂るとトイレが近くなると言いますが?
カフェインには利尿作用が確かにあります。しかし、運動中は血液が筋肉に優先的に送られるため、腎臓への血流量が少なくなり腎臓の働きが抑えられます。また、運動中は脳が抗利尿ホルモン(ADH)を放出します。このホルモンは、脱水症状になったり運動を開始したりした時に、腎臓が尿をつくらなくするために分泌されるもので、その効果はカフェインの利尿作用をはるかに上回ります。したがって、運動中はカフェインが利尿作用を引き起こすことはありません!
- いつカフェインを摂るのがよいのでしょうか?
カフェインには、脂肪分解を促す作用に加え、眠気を払いテンションを高める覚醒作用があります。また、苦痛などを軽減する鎮痛作用もあります。トレーニングや競技の後半といった、特に疲労感の強い場合や疲労によって集中力が低下する場合、脂肪消費をさらに促してパフォーマンスを最後まで持続させる必要のある場合などに摂取するとよいでしょう。
- カフェインはドーピングになりませんか?
カフェインは2004年まではドーピングリストに載っていましたが、それ以降は外されています。そのためここ数年、カフェインを含むサプリメントが注目を浴びています。
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Electrolyte Powder
- KODAエレクトロライトパウダーには何が入っていますか?
KODAエレクトロライトパウダーにはナトリウム、カリウム、カルシウム、およびマグネシウムなどのエレクトロライト(電解質)が入っています。中でもナトリウムの含有量が最も多く、これは発汗によってナトリウムが一番多く損失されるためです。汗に含まれるナトリウムの量は、人それぞれ異なりますので、発汗量や汗中のナトリウム濃度にあった量を適宜摂取することが理想的です。
- KODAエレクトロライトパウダーには糖質がほとんど入っていないのはなぜですか?
KODAエナジージェルにすでに糖質が含まれているからです。 KODAエレクトロライトパウダーを活用することは、水分補給にのみ集中して補給戦略を実行することを可能にしてくれます。 活動中のエネルギー必要量は気象条件に関係なく変化しません。しかし、必要な水分補給量は温度と湿度によって変化します。 ところが、既製のスポーツドリンクからエネルギー(糖質)を摂取する場合、必要量かどうかに関わらずそれらに含まれる水分を同時に摂取することになります。KODAエレクトロライトパウダーにはあえて糖質を配合せず、糖質摂取から切り離して水分摂取の役割に特化することで、トレーニングや競技中のアスリートそれぞれの必要条件に対応し、さまざまな気象条件に応じた水分とナトリウム摂取量をカスタマイズすることができるのです。
- KODAエレクトロライトパウダーにはナトリウムはどのくらい入っているのですか?
アスリートにとって、糖質、水分の次に必要な栄養素はナトリウムです。暑さの中の競技では、汗1 リッター当たり500mg~2000mgものナトリウムを失うと考えられます。体内のナトリウム不足はパフォーマンスを損ねてしまうため、競技中に損失したナトリウムを補う必要があります。水分補給の際には水に適量のナトリウムを加えたものを摂取するようにします。これによって、水分の吸収を促しつつ、失ったナトリウムを補うことができます。また、これは低ナトリウム血症を予防することにもなります。KODAエレクトロライトパウダーには1本当たり440mgのナトリウムが含まれており、これを500ml の水に溶かして摂取することで効果的にナトリウムを補給することが可能です。汗の成分にはナトリウム以外、塩素、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質も含まれますが、運動中、顕著に損失が大きくなる電解質はナトリウムです。このため、KODAエレクトロライトパウダーにはナトリウムを主とした電解質が配合されています。
- KODAエレクトロライトパウダーには塩化物は含まれていますか?
汗で損失する電解質には塩化物も含まれていますが、KODAエレクトロライトパウダーにはあえて含まれていません。塩化物を含有すると、どうしても味に影響してしまい、特に気温が高い中での運動で多くの水分補給が必要な時に、その味が邪魔をして飲みにくくなってしまうからです。発汗によって失われる電解質のそれぞれの量には個人差がありますが、汗に主に含まれているのはナトリウムと塩化物です。KODA独自のテスト結果では、一般的な結果と同じように、発汗によるナトリウム損失量は塩化物よりも多いことがわかりました。つまり、損失の多いナトリウムの補給を行うことがより重要です。また、効果的な水分補給を行うためには、ナトリウムの損失を最小限に抑えることが必要となります。
- KODAエレクトロライトパウダーは他のスポーツドリンクとどう違うのですか?
KODAエレクトロライトパウダーは糖質を含まないスポーツドリンクがパウダーになったものです。水に溶かすことで、ニーズにあったスポーツドリンクをつくることができます。携帯に便利で使いやすく、電解質の必要量に応じて効果的な活用ができます。運動中は他の電解質と比較してより多くのナトリウムが失われるため、KODAエレクトロライトパウダーには従来のスポーツドリンクよりも多めのナトリウムが含まれています。これは、多くのアスリートが発汗によって失うナトリウム量がその他の電解質よりも多いからです。
- KODAエレクトロライトパウダーはグルテンフリーですか?
はい、KODAエナジージェルと同じようにグルテンフリーです。
- 脱水を抑えるにはどのように補給すればよいでしょうか?
アメリカスポーツ医学会が提唱する運動中の水分摂取に関するガイドラインによれば、発汗などで起こる水分損失(脱水)による体重減少が体重の2%を超えないように水分摂取することが熱中症予防の上で重要であるとされています。しかし、発汗量の著しく多い暑熱下の運動ではこの基準を超えることがまれではありません。これまで、発汗量に応じた水分摂取が必要とされてきましたが、暑さの中の運動では体重減少量に見合った量の水分摂取を行ったとしても、それらがすべて暑さによりさらに消化吸収能が低下した小腸から吸収されるとは限らず、むしろ胃腸系の不快感を引き起こしてパフォーマンスを損ない、また低ナトリウム血症の原因となることが指摘されています。これらのことから、エネルギー(糖質)や水分の補給を行うにしても、胃腸への影響に特別な配慮が必要になります。これまでに「のどが渇く前にこまめに飲むこと」といった積極的な水分摂取が推奨されてきました。ところが最近では、のどの渇きを水分摂取の目安にすることが生理的な指標として最も有効であると考えられています。運動中は「のどが渇く前に飲む」のではなく、「のどが渇いたら飲む」ほうが胃腸の不快感を引き起こさず、また低ナトリウム血症のリスクを回避することができるようです。また、糖質補給と水分補給を同時に行うのではなく、糖質はKODAエナジージェルで補給し、それとはタイミングをずらしてKODAエレクトロライトパウダーを使用して水分補給を行うことが、胃腸系へのストレスを抑えながらエネルギーと水分必要量の両者を満たす戦略実行を可能にします。
参照 :
Vol.4 暑さに負けない栄養補給の基本 - 低ナトリウム血症とは?
発汗をともなうスポーツでは水分補給が不可欠ですが、水分をやたら摂ればよいというものではありません。特に持久系のスポーツでは、アスリートは意識して水分を摂ろうとします。しかし、発汗によって、水分だけでなくナトリウム等の電解質も多量に失われていきます。水分だけを必要以上に摂りすぎると、血中の電解質バランスが崩れ、低ナトリウム血症を招くことがあります。低ナトリウム血症とは、水の過剰摂取などによって血中ナトリウム濃度が異常に低下した状態で、近年、この低ナトリウム血症をきたすアスリートが増える傾向にあります。これはパフォーマンスの低下を引き起こすだけでなく、ひどい場合では、めまい、けいれん、頭痛、方向感覚喪失、昏迷などの神経障害を引き起こし、意識不明や死に至ることもあるため注意が必要です。水分と合わせてナトリウムも同時に摂取することが必要です。